吹奏楽コンクールが終わりました。
私が指導する学校のコンクールが全て終了しました。
いい結果のところもそうでないところも、、、
でも、結果にかかわらず生徒は成長できたし、私も生徒たちと一緒に青春ができた気がします。コンクールはすばらしいですね。
さて、落ち着いたところで、私なりに今年の評価傾向を考えました。今後の参考にしてほしいです。
審査員の講評を聞いて
数日間会場で審査発表の前の講話を聞いて共通している点がありました。
それは、
◎音程は合っていることが前提
◎全体を通してまとまりのある音楽がグッド。
◎弱奏部の美しさを大切に
です。
3つめの「弱奏部の美しさ」これがネックですね。個人の技術が問われます。コンクールシーズンに音楽作りを頑張るだけでなく、一年を通しての一人一人の努力が問われる、ということだと思いました。
ここ3年位は上記の事が評価されていると思います。もちろん小さくコンパクトに音楽を作ればよい、と言うことではなく。フォルティシモの「激しさ」「迫力」から、ピアニシモの「繊細さ」「優美さ」まで、ちゃんと表現しましょう、ということです。
しかし心に休養は必要です、終わったばかりですから、少し休んだら個々の技術と音楽力の向上に力を注いで、さらなる高みを目指しましょう!!
写真は府中の森芸術劇場のエントランス外です、私自身も今年感じたことを来年まで忘れないように願いをこめて、、、
宮地楽器主催の1日ブラバンDayに参加します。
みなさんこんにちは!楽しく音楽してますか?
さて今回は私が講師を務めている宮地楽器のイベントの紹介です。
どんなイベント?
集まった人たちで練習をし、その日の内に本番(レコーディング)をする!というスピード感マックスのイベント。
大体の楽器にプロのサポートやアトバイスが入り、練習も一人一人のレベルに合わせて行うのでご安心を。私は前回もサポーターで参加してますが、みなさん楽しそうに演奏してました!
対象は?
楽器の経験が多少あれば誰でもOKです!トランペット的にいうと、1オクターブちょい出れば楽しめるはず。
たまたま休みの吹奏楽部員もOK、吹奏楽部だった大人の方でブランクがあってもOK!
隠れた美味しいところ
これに参加するとワークショップにも参加できます。ワークショップといっても、もはや集団レッスンになると思います、いや、そうします。
ワークショップは別料金なのですが、それぞれの日程2時間あって1,080円、これは安いですね。「安い」を売りにしたくはありませんが、「これを機にレッスン受けてみよう、おまけで本番もできる!」なんて方、ベストマッチです!
詳細は以下です。
本番
2017年5月28日
ワークショップ
4月16日(日)10時~12時
5月14日(日)10時~12時
5月28日(日)10時~12時(本番当日)
場所
宮地楽器 吉祥寺センター サロン
参加費
4320円(宮地楽器の会員だと安くなるみたい)
ワークショップ参加費、1080円
演奏曲目
ディズニーオンパレード
花は咲く
です!
申し込み、お問合せは以下のWebにアクセス!
大人のための吹奏楽 第3回 1日ブラバンDay - 宮地楽器イベント
私は金管セクションに付きっきりです、演奏も一緒にします!みなさんの演奏しているところを見て、奏法や呼吸法、構え方など、アドバイスいたします!是非一緒に楽しみましょう!
ゴールドプレートトランペット、おかえり!
徹底メンテナンスから帰って参りました!ゴールドプレート!!おかえり!!(^-^)/
管内はツルツル。ピストンもスルスル。スライドもキッチリ。いいねいいね!
スライドの調整に少し時間がかかりましたが、とてもよい仕上がりで名リペアウーマンに感謝です。
懐かしのシルバーで過ごした期間も、手形のメッキ剥げの話題で盛り上がったり、「銀色似合なっ」といわれたり、なにかと楽しかったのですが。やはり、ゴールドプレートはいいですね、さすが現役、といった感じです。
明日からの仕事でまた吹き込んで行くのが楽しみです!!
懐かしのトランペット
私の愛用の金メッキB♭トランペット、管内を完璧にきれいにするべく入院(リペアマンに預ける)させました。
管の歪みや、抜き差し管の調整も一緒にお願いしました、若返って帰って来ることを楽しみにしています。
しばらくは画像の銀メッキB♭トランペットが、相棒です。画像でわかりますかね、もうメッキが手形に剥がれちゃってるのですよね。
思えばこの銀メッキB♭トランペットは、中学生の時に親にかってもらってから、唇の怪我からのアンブシュア矯正や、高校時代のマーチングなど、きっつい時代を共に乗り越えてきた相棒です、しばらく仕事を共にするのが楽しみです。
2月19日吹奏楽のコンサートを終えて、
2017年2月19日、東邦音楽大学ウインドオーケストラスペシャルユニットのコンサートがあり、私も出演した。
全体の演奏の出来栄えは置いといて、私の反省点、悪かった点とその理由を綴ってみたい。
リハーサル前、私の席からの眺め。ウエスタ川越、いいホールです。
今回のチラシ。
さて、今回の演奏会のスケジュールを通して、悪かったと思う点は3つ、1つずつ発表する。
- 自分のコンディションをキープできたか。
リハーサルから本番終了まで、なかなかのハードスケジュール、さらに若い子は常にガンガン吹く。その中で私は自分の吹き方を見失って、音量のコントロールを誤っていた、自分の調子のよい音量より大きく吹いていたとおもう。
結果、コンディションは悪化、発音のクリアさが損なわれて、タンギングが雑になってしまった。
- 音楽性、対、楽器の操作
本来なら音楽性が優位で、それに楽器の操作、テクニックがついていく、というのが理想だと考えるが、コンディションが乱れ、不安が膨らむと音楽性はそっちのけ。
発音に気を取られタンギングはきつくなり、音色を劣化した。
- かっこよく見せたい?
ソロやメロディー、オブリガードなど、目立つパートをたくさん担当した、そのせいだろうか、なかなかの責任感で重圧に負けてしまったのだろう、今思えば、「うまいと思ってほしい」と欲張りな感情になってしまっていた。
どうだろう、上記は赤裸々な体験談だと思う。自分の過ちをブログに書くのは正直勇気が必要だった、書いた後に公開をやめようか迷ったほどだ。
しかし、プロでも反省し精進している、ということを知ってほしくて公開することにした。
是非ご自身と照らし合わせ、当てはまることがあったら参考にしていただきたい。ないなら、それはものすごい才能があるということかも。
レッスンの時の吹き方と、普段の吹き方。
先日、高校生のレッスンをしているときのことです。
その生徒は荒っぽい音がなかなかキレイにならず共に悩んでいました。何気ない会話の中で、「レッスンの時の吹き方が難しい」と言われました。
圓谷(レッスンの時の吹き方?普段はどう吹いてんじゃい)と思い、そのままたずねました。
生徒「ばーーっとパワーで吹いてます」
圓谷「、、、、、」
生徒「はっ!それがいけないのか!」
その通りです、、、
その生徒はきれいに吹く練習はレッスンのときしかしていなくて、普段は常にパワーで吹いていたのです。(レッスンの時こうゆう練習をしてねって、言ってたんだけどなぁ)
ただ、レッスンで教わった練習方法や、良いイメージを持ち続けることも確かに難しいことです。が、よい吹き方を習得するためには、よい吹き方をしようとしなけばなりません。これがなかなか難しいのです。
練習のやり方で音は変わっていきます。普段の毎日の練習の大切さが改めて見えたレッスンでした。